製造体制・設備二つの鋳造法と三つの工場

製造体制・設備 設備を意のままに、安定した品質。

設備を意のままに駆使する職人。生み出されるのは、安定した品質。

砂型鋳造と遠心鋳造の二つの鋳造法、製品の最大寸法・重量、三つの工場の規模、そして設備の一覧を、数字とともにご紹介します。

保護面を着けた職人が取鍋を傾け、溶けた金属を遠心鋳造機の受け口へ注いでいる。あたりに湯気が立ちこめている
遠心鋳造機への注湯。上田合金所の鋳造現場にて。

第一部 製造方法 砂で鋳るか、回して鋳るか。

上田合金所の鋳造法は二つです。木型と砂で型をつくる砂型鋳造と、回転する金型に溶けた金属を流し込む遠心鋳造。形や大きさ、材質に合わせて、工法をご提案します。

動画の内容:右上の取鍋から、溶けた金属が砂型の湯口へ注がれる。型の上では炎が上がり、湯気が立ちのぼっている。

図版一砂型への注湯。取鍋から、型の湯口へ注ぐ。

鋳造法 一

砂型鋳造

製品の形をした木型を、自硬性ミキサーで練った砂で包んで固め、砂の型をつくります。その型に溶けた金属を流し込むのが、砂型鋳造です。約5kgの小物から約2tの大物まで、銅合金・ステンレス・鋳鉄・鋳鋼を鋳造します。

製品重量
約5kg〜約2t
最大寸法
Φ2,000×2,000L
最大製品単重
2,000kg
材質
銅合金・ステンレス・鋳鉄・鋳鋼
自硬性ミキサー
10t/h(アルカリフェノールプロセス)
遠心鋳造機の円筒形の金型が回転している。手前の筒から、金型の中心へ管がつながっている
図版二遠心鋳造機の、回転する金型。手前は湯を受ける筒。

鋳造法 二

遠心鋳造

円筒形の金型を回転させながら、溶けた金属を流し込みます。金属は遠心力で金型の内壁に押し付けられ、成分組織が緻密で均一な、筒形の鋳物になります。銅合金と特殊合金をお受けします。

寸法
Φ120〜Φ800、長さ350〜1,150mm
材質
銅合金・特殊合金
遠心鋳造機
2基

次の部第二部 最大寸法・重量

第二部 製品の最大寸法・重量 直径2メートル、重さ2トンまで。

砂型鋳造では、最大Φ2,000×2,000L、最大製品単重2,000kgまでの鋳物をつくれます。遠心鋳造はΦ120〜Φ800、長さ350〜1,150mm。鋳物の機械加工は、最大Φ1,850まで社内で行います。

図 同じ縮尺で描いた模式図。破線は砂型鋳造の最大寸法で、中のリングは最大径の鋳物の例(鋳放し)です。遠心鋳造の2本は、寸法の範囲の最大と最小です。形は説明用で、実際の製品とは異なります。
製品の最大寸法・重量
砂型鋳造約5kg〜約2t、最大Φ2,000×2,000L
遠心鋳造Φ120〜Φ800、長さ350〜1,150mm
最大製品単重2,000kg
機械加工最大Φ1,850
ロット基本1個から(材質により異なります)

注 鋳造と機械加工の数値は、上田合金所の社内設備によるものです。

次の部第三部 工場規模

第三部 工場規模 鋳込むのは本社。削るのは、三つの工場で。

鋳造から機械加工までを行う本社(第一工場)に、2024年に第二工場、2025年に第三工場が加わりました。第二工場では仕上げと機械加工を、第三工場では機械加工を行います。三つの工場は、いずれも高岡市石丸の県道235号沿いにあります。

三つの工場の敷地面積を、同じ広さの正方形にして同じ縮尺で並べた図。本社(第一工場)3,867.79平方メートル、第二工場 約750平方メートル、第三工場 約1,200平方メートル
図 敷地面積と同じ広さの正方形を、同じ縮尺で並べた図です。実際の敷地の形ではありません。破線は概算。1目盛り=10m。
三つの工場の主な工程と面積
工場主な工程敷地面積建屋面積
本社(第一工場) 鋳造・仕上げ・機械加工 3,867.79㎡ 工場 1F 1,262.55㎡工場 2F 1,262.55㎡管理棟 194.94㎡機械室 40.30㎡
第二工場 仕上げ・機械加工 約750㎡ 約190㎡(主棟)
第三工場 機械加工 約1,200㎡ 約210㎡(主棟)

注 第二工場・第三工場の面積は概算です。建屋面積は主棟の値です。

次の部第四部 設備一覧

第四部 設備一覧 溶かす炉から、確かめる分析機まで。

金属を溶かす炉、砂を練るミキサー、大物を吊り上げるクレーン、鋳物を削る旋盤、成分を確かめる分析機。鋳物づくりを支える、主な設備です。

保護面を着けた3人の作業者が、取鍋から小さな型へ溶けた金属を注いでいる
取鍋から型へ注ぐ。保護面を着けた3人で。
設備一覧
設備仕様・台数
高周波誘導炉1,000kg×2基、500kg×1基500kgの炉は2023年7月に新設
ガス炉850kg×2基、350kg×1基、150kg×1基2025年12月に重油炉から入れ替え
遠心鋳造機2基
自硬性ミキサー10t/h(アルカリフェノールプロセス)
クラッシャー・サンドクーラー一式
ショットブラストマシンスイングテーブル式最大Φ2,000×1基、Φ800×1基
クレーン5t×1基、3t×2基、2.8t×3基、1t×1基
汎用旋盤11台(最大Φ1,850)
フライス盤2台(NC・汎用)
発光分光分析機島津製作所 PDA-7000、1基2023年4月導入
鋳造シミュレーションシステム湯流れ解析・凝固解析ほか、1式
島津製作所の発光分光分析機 PDA-7000の本体
発光分光分析機 島津製作所 PDA-7000。

図面1枚からでも、お気軽にご相談ください。

鋳造品であれば、一度弊社にご連絡ください。材質・寸法・重量・数量がわかれば、お見積りがスムーズです。図面は、お問い合わせの受付後に、担当者から送付方法をご案内します。

お見積りに役立つ4つのこと 材質・寸法・重量・数量

記入例:CAC406、φ580×600、約200kg、2個

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富山県高岡市石丸708番地1号株式会社上田合金所

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